<お詫び>
昨年秋のあきる野市長選挙での現職の敗北は、大ショックでありました。私自身、あまりの衝撃、そして、すぐさま、新市長の破天荒な動きを調査、追及することに追われ、また、フェイスブックにかまけてしまって、ブログを休んでいました。私のいたらなさです。申し訳ありません。できれば、今後ともよろしくお願いします。
さて、あきる野市の天気は雨。今朝は、次男、娘、父と4人で近所を散歩しましたが、私以外の3人が早々に引き上げる中、私はひとりで市役所(写真)付近を散歩。今日から新年度。私も役所にいたころは、新年度は気持ちが高揚したものだ。特に部署を異動した時などは特に。でも、都庁は2年で異動するのが普通だったし、管理職になると異動はあまり気にならなくなっていた。だから、あきる野市の職員の気持ちも何と無くわかる。その後、秋多中のそばを通り、先日、設置した雨宮第一踏切カーブミラーを確認した。朝からかなり交通量がある踏切だ。依頼者からは大変喜ばれた。このような地道な作業も市議の仕事。
さて、世間はコロナショック。昨年は自然災害、今年はウイルス災害。とりわけ、経済活動の悲鳴は尋常でない。国や都の支援策がどうなっていくのか、あきる野市のように財政基盤がぜい弱なところは国や都の動向にあわせて対策を打っていくのがベストの選択。財源の裏付けがなければ市民に迷惑がかかる。しかし、その動きが出た際には、全力を尽くしたい。
さて、昨日、市議会自民党の広報紙を発行した。新聞折込と某地区にポスティングをした。私は広報紙の編集担当のため、毎回この仕事には忙殺される。今号は、1面をコゴモリ議員が執筆、2面3面は各市議の主張の一端を掲載した。最終面は区画整理事業について。1面では、コゴモリ議員が熱心に書いてくれた。しかし、文字数がかかりあったので、分かりやすくという観点で主旨は変えずに、いじくらせてもらった。こだわりは、表題の「34億円は標語です」の文字をりったいてきにう黄色も使い目立たせること。うまくいったと思う。2面3面は各市議の一般質問のうち市民に伝えたいことをそれぞれピックアップしてもらった。また、市長の公約の状況も掲載した。①34億円を暮らしにまわすことはできなかった。②財政緊急計画は、「緊急」がなくなり、最終的には「計画」が「方針」になった。③市長車は解約したものの損害賠償請求を受けた。④退職金の廃止は、手続きが進められず持ち越し。⑤体育館へのエアコン設置は、既に前市長が進めていたもの。
4面は、武蔵引田駅北口土地区画整理事業が長い年月をかけて計画して、地権者と共に歩んできたことを図で表した。それを財政健全化の名のもとに、「あきる野市は借金で首がまわりません」などと批判をする中で「区画整理を凍結して市の負担額34億円をうかします。るのバスなどに使います。市民の暮らしにまわします。」と耳障りの良いことを言った村木市長が事業をストップした。工事が既に始まっており、今月(4月)から移転環境が整うはずだった地権者の怒りは尋常ではなかった。それも市議会に出された「事業の早期再開を求める陳情」がなんと、市議全員の賛成で採択された。そこで、工事の再開となった。なんとも意味のない事業中止だった。事業を中止する中で、国や都へ来年度予算要求をせずにいたので、令和2年度は都などの補助金がない。事業の繰り越しになり都庁へお詫びに行く職員。私が都庁へ行く際に区画整理室の職員に何かサポートできることないか?と聞くと、「繰越になることについて、都へ申し訳ないと思っている。これからお詫びにいかないといけない」とかわいそうだった。「じゃ、私が担当部長にお詫びしておくよ。ちょうど主任の頃一緒のっ職場だったから。」と言った。このように職員に余計な負担をかけていることを市長はつゆも知らないだろうし、想像もできないだろう。
さて、言いたいのは、「これまであれだけ、ずーーーーーーと同事業の予算等に反対を続けてきた、共産党(たばた、松本、山根)、くさしぎ(辻)、未来を創る会(合川、奥秋、清水、中村)が市長就任後に「賛成」へ転換したこと。いろいろ理屈をつけて賛成に回ったことを正当化しようとしているが、あきれる。この方々が市長の与党として、この半年、チームなって相談したりしてきた。問題は、これらの議員が提案したことを行政として良く検討することなしに、市として「やる」と単純に言ってしまう市長の資質。そして、表には出てこないが、市長が一番意見を聞く存在がいること。今まで市のまちづくりに反対を続けてきた方々は、どのようにまちを描き発展させようとしているのか、未だに見えない。