多摩川幼稚園そばの私道。側溝の蓋がなく危険でした。でも、ここは市道ではなく私道。基本的には私道を補修等する場合には、私道を所有する権利者が協力して整備することになります。でも、地権者全員の意思で市へ整備のお願いをすれば、審議会で審査したうえで、行政が補修等をやってくれる場合があります。実際に、私道を負担し合って整備することはなかなか難しいですよね。負担する人もいればしない人もいるというのが現実ではないでしょうか?

当該地域の方々からの依頼を受けて、市に相談したところ、現地を確認していただきました。地権者全員の承諾を得ることを申請者がやり、審議会にかけていただくことになりました。空き家があったので、大阪や神奈川などに所有者を探して、やっとの思いで全員の承諾を得ました。皆さま、自分の負担はなしで、道路がきれいになるので、相手を探し出せればあとはスムーズだったようです。でも、探し出すまでが大変でした。

秋の審議会を経て年度末の3月に工事が済みました。①側溝の蓋掛け、②砂利道の舗装、③壊れた側溝の補修を要望通りやっていただきました。地権者の方がた、喜んでいただきました。市には感謝します。コロナがなければ、皆でお祝い会をやりたいのだけど、時機を見てお祝いしようということになりました。