5月17日

地域新聞の西の風新聞に「秋川リトルリーグが関東大会に初出場」の記事が掲載された。出場するのは、ジュニアといって小学校3年生以下のチーム。このチームは、多くが幼稚園児の頃から秋川リトルで練習してきたため、基礎がしっかりしている。とりわけ、3年生は人数が多く、将来が楽しみだという評判だった。大会では、予選リーグを全勝、その後、本戦はシードで2回戦から。相手は世界一にもなったことがある日ハム清宮を輩出した北砂リトル(江東区)。ここに大勝し、準決勝はリトル界の巨人軍、調布リトル。ここに惜しくも1対2で敗れるが、3位決定戦で大田リトルを下し、関東大会を勝ち取った。取材の中で、主将の森田君が「監督を関東大会へ連れていきたかった」「親、監督コーチに恩返しをしたかった」というコメントに、小高監督が目頭を熱くしていた。この森田君がチームをひっぱっており、彼がいるといないではチームが全く変わってしまうとのこと。メジャーに上がったときの活躍が楽しみだ。関東大会がジュニアの中では最高峰の大会。しっかりがんばってほしい。

私がリトルでプレーしていた時は、関東大会なんて考えもできなかった。勝つことも最後の最後でやっと波に乗ったぐらいで、監督コーチに申し訳なかった。関東大会といえば、リトルに入ったばかりの頃、先輩方が関東大会に出場して応援に行ったことを覚えている。相手は同じ東京の目黒東リトル。試合前から「相手チームに長嶋茂雄の息子がいる」と噂になっていた。試合が始まるとその息子である長嶋一茂は、試合に出ていなかった。接戦でゲームが進む中、ある場面で相手チームが代打を告げた。「代打長嶋」それを聞いた時、グランド中で「うわーーー」と大歓声。小学生が代打に出ただけで、会場を包むような歓声が起きるなんて衝撃的だった。長嶋一茂本人は、とてつもない注目の中、小学校時代を過ごしていたんだな、と思ったものだ。地元に戻れば、市長の息子として揶揄されていた私の何とちっちゃいことか。9歳ながらにそんな感覚を覚えたものだった。長嶋は見逃し三振だった。そのときも会場は「あーーー」という大きなため息。普通の小学生なら「うるせーなー」と少しやけになるんじゃないかな、も思ったものだ。守れば長嶋は三塁を守っていたのだが、サードごろをトンネルした。その光景も覚えている。この試合で覚えているシーンは、「長嶋の代打出場」「長嶋の見逃し三振」「長嶋のエラー」、そして最終回の二塁ゴロでサヨナラ負けのシーン、この4つだけだ。長嶋だらけだ。記憶に残る長嶋選手だ。
(写真はカラオケ班)
さて、今日はたまってしまった調整ごと(市民相談を受けてのもの)をこなした後、10時から南郷会館で行われた雨間ほっと茶話会班の活動に参加しました。15-6人の参加者がいて、皆でおしゃべり、歌、お手玉ゲームをやって楽しんだ。午後も引き続き調整作業をして、物事を進めたのですっきりした。