1月17日

大谷選手のグローブが各地に届き、ニュースになっている。あきる野市内においては、菅生小に1月8日に届き、その後、都立あきる野学園(特別支援学校)に届いた。公立」の10校にはいつ届くのかやきもきしていた。というのも、12月後半から3月までの間に届くということが発表されていたのみで、もしかしたら、3月に届くのか?という心配があった。

大谷選手が子どもたちに野球への関心をもってもらいたい、キャッチボールをやってもらいたいという願いをもって、全国の2万校の小学校にグローブを送ったと思われる。余計なおせっかいだが、私が危惧したのは、せっかく送られたグローブを大事に校長室などに保管してしまい、キャッチボールをやる機会を失わせてしまうこと。「ボールが無いから」などとは言わせたくない。キャッチボールをやるには、ボールが必要。だが、市内の小学校には軟式野球ボールはない。じゃあ、市が購入して配布すれば良いが、それでは芸が無い。あきる野には奉仕の精神で活躍する団体がある。そこにボールの寄付をお願いしてはどうかと思った。

ロータリークラブ、ライオンズクラブ、ソロプチミスト、倫理法人会、青年会議所にそれぞれ打診したところ、皆さん、快諾してくれた。そこで、私が調整役となり、決まったのは、全小学校(12校)にボールを2ダース(24個)ずつ配布する。ということ。ボールは消耗品だし、長く長くキャッチボールを楽しんでもらうためにも、2ダースとした。

ボールは市内のスポーツ用品店にお願いしたところ、年内に24ダースのボールが届いた。そして、せっかくだから各団体から子どもたちに渡すというシーンを創りたいと思い、市と調整して東秋留小学校を上記5団体で訪問しようとなった。しかし、ボールが届かない。ベストは、1月8日に届いて、1月9日の始業式にお披露目などが出来れば良いのだが、そうはならなかった。

先にグローブが届いた菅生小とあきる野学園には、私が1月12日に校長先生へ渡した。両校とも喜んでくれた。菅生小、あきる野学園とも、「自分たちの存在を忘れないでいてくれることが嬉しい」とのことだった。あきる野学園は、肢体不自由と知的障害の2部門があるが、それぞれに1ダースずつ渡せたので、2ダースで良かったなと思っている。

さて、1月12日にようやく、市内の公立小に届いた。私もあわせて、小学校をまわり、ボールを届けた。母校の南秋留小にボールの箱を持って入るとき、男子小学生たちが私を
見つけて、「グローブ?グローブ?」と叫び始めた。違うよ、ボールだよ、と言うと、少しがっかりしていた。グローブが届いたことを学校でどう周知するか分からないので知らないふりをした。

さて、1月24日に東秋留小学校でグローブのお披露目、団体からボールのプレゼントなどの催しを行う。楽しみだ。