3月12日 

一般質問最終日、4人が登壇。未来会派の奥秋市議、自民党の堀江、中嶋、村野。私は前日に終了したので気が楽です。朝、いつものとおり、早めに市役所に到着。ぞくぞく仲間が集まってくる。そんな中、堀江市議が入って来るや否や、「建さん、奥秋さん、建さんファミリーの事を言うらしいですよ。」と情報通の堀江さんらしい。

「またか」。という感じです。まあ、私が特養誘致に反対しているから面白くないのだろう。そして、いつも「富士通」「DEC」の企業誘致が失敗した、として、その責任はお前の父親にある、と議場で声高らかに言う。市有地の有効活用をしようとしているのに、邪魔しやがって、ということでしょう。前回の議会の時でも「バカヤロー」的なことを言っていた。私は聞き流すようにしているが、逆の立場だったら、「議運や代表者会議で問題にする」とかなるのだろうが、もう定番の恫喝であるし、正面から対峙すると、面白おかしくとらえて、相手の思うつぼだろうから、とにかく無視。いずれにしろ、奥秋市議の
質問を皆様に録画映像で視ていただきたい。市議会ってこんなものだということがよくわかるのではないでしょうか。

要は、西秋留駅北口の土地区画整理事業、菅生テクノヒルズの企業誘致活動において生じた残土などがある市有地がある。そこに特別養護老人ホームを誘致しようというのが市長や奥秋さんたちの野望。市有地の有効活用だという。市有地の有効活用には賛成だ。でも、特別養護老人ホームを今の状態で新設するのは、反対と言っている。それは、介護人材不足に拍車がかかり、既存事業者を圧迫する、ひいては、そこで生活する利用者の生活を圧迫することにつながるからだ。待機者はほとんどいないし、少し待てば、ここでなくちゃいやだということでなければ、入れるのだ。だから、介護保険計画策定委員会の方々は、全員、反対。これは永久に反対というわけではない。介護人材不足の状況が改善すれば賛成するだろう。私たちは、市長や奥秋さんたちのことをむやみに反対しているのではない。市民や専門家からなる策定委員会の意向をまったく尊重せず、真摯に話し合いもしないそのような進め方に異議を申し上げている。

さて、議場で奥秋市議は、私の頭をかちわる?(よく聞き取れなかった)的なことを言っていた。これって不謹慎発言では?また、議会の申し合わせで、自分より先に質問した人のことをあれこれ言うのは、その人は反論できないから、やめましょうね、という申し合わせがある。その申し合わせを破っている。以前同じようなケースがあった際には、発言の取り消しなどが行われたことがある。与党会派では、穏やかに見守るが、これがやられた方が少数会派ならそうはいかない。

そして、彼の発言要旨は、「お前の親父がやったことの後始末をやってあげている。それに反対するなんておかしい。」というものだ。これまで、彼が100床の特養を誘致すれば、都から2.5億円来る。おまけに、定期借地の土地賃貸代も入ってくると主張している。それは事実でしょ、と私ももう。でも、市は特養設置により何らかの市の負担はないのですか?それに目をつむって得するからいいじゃん、2億5千万円まるまるもうけだ、というのはどうなんですかね?という意味で質問した。それも、策定員会で話題になったからだ。策定委員会で、仮に50人市民が入所した
場合、市の負担は?と言う質問に対し、市は約2000万円の負担が生じると言っている。それを確認したまでだ。年間200万円負担なら10年で2億円、20年で4億円だ。短期的な財源確保になるだろうが、中長期的には財源確保とは言えない。最初の2.5億は吹っ飛んでしまう。それを言ったもんだから頭に来たんだろう。

さて、一般質問最後は、村野市議。村野さんも特養についてかなり踏み込んだ質問をした。未来会派もカリカリ来ただろう。議場へ行く際には、「建君の仇をとるからね」とぢラマみたいなことをおっしゃる。唐沢寿明かと思ったよ。
可なり調べ上げた村野市議の質問に、特養つくりたい未来会派は渋い顔をしていた。合川市議はずーーーと険しい顔をしていた。奥秋市議は疲れたのか静か目だった。

いずれにしろ、あきる野市議会はこんな感じです。奥秋さんが私を親とからめて文句を言っていた時に、笑っていたような未来会派と共産党。
市民の方がた、惑わされず、曇りなき眼で見てほしいものです。少なくとも、私たちは何らの利害もない介護事業者方がtの主張がもっともだと思って活動している。それは、策定委員会全員やくさしぎの辻さんも同じスタンスだ。

改めて市民の方がたに御願いです。「誰がいぶかしげなのか」、曇りなき眼ではっきり見て、考えてほしいと切に願っています。

自民党:堀江、こごもり、中嶋、天野、村野、日原、窪島、中村一、臼井
未来:奥秋、合川、清水、中村の
共産党:松本、田畑、山根