1月9日は、一日、「うすい建だより」の配付のため地域まわりです。文面が「明けましておめでとうございます」で始まってますので、ゆっくりまわっている暇はありません。車、自転車、徒歩を活用しています。途中、市役所へ行き、後援会の方から相談を受けた件について話に行く。課題が整理できたので方向性が見えた。

翌1月10日も地域まわり。午後は市役所へ行き、教育委員会で相談をした。前向きに考えていただけるのはありがたい。議員となって地域の方々の悩みや思いを聞き、解決の方向性を見出すことができることは喜びだ。その後、14:00から議会の防災対応についての研修です。研修を受ける前は、なかなかこのテーマが腑に落ちなかった。確かに議会の災害対策BCP(事業継続計画)は手薄であると思うが、役人をやっていた私としては、議員が災害時に有効なことをできるとは思えなかったからだ。確かに、災害予算の審議、地域の現況を把握することは大事だが、それは当たり前のことだからだ。

ところが、この研修良かった。端的に言うと、災害時の議会の役割って何か?ということについて、大事なことは「静かにしていること(執行部に個別案件を持ち込まない)」だそうだ。
といっても、何もしないといことではない。講師曰く、「災害時に地域代表である議員は避難所などへ駆けつけるでしょう。そうすると避難所で議員は住民の方から「〇〇が足りない。役所から〇〇をもらってほしい。」などの要求を受けることになる。そうすると、議員は災害対策本部に電話して「〇〇をもってきてほしい」などの要求をする。得てしてではあるが、そのような状況では多くの議員は高圧的になる。」のだそうだ。
その電話を受けた職員は議員だから邪険にはできない。ただ、市全体から見ると、そのような要求は、優先順位が低いものが多いそうだ。職員、役所はそのような議員の言動、行動に悩まされるらしい。東北のある自治体では、災害の場合、役所が大変なのは議員も自然と分かっているので、避難所などでの要求を決して議員は役所に伝えないそうだ。耐えるのだそうだ。ただ、その議員もノイローゼになったそうだが。

確かに、現実、自分がそのような状況になったとき、一呼吸おいて役所の状況をイメージして、内容の優劣を判断して対応することは大事だろう。ただ、生命に影響が出る恐れなどの場合は除くでしょうが。住民と喧嘩にもなるかもしれない。とても参考になった。

そして、夜は青年会議所の賀詞交歓会へ初めて出席した。正直、もっと現役のJCメンバーはガンガン来るかと思ったが、距離を置いているようで、少し肩透かしだった。