4月11日に東京都は休業等の自粛要請を行った。それから今日でちょうど8週間が経った。緊急事態宣言は解除され、東京としてはステップ2の段階。でも、新規感染者数が2桁で推移しており、増加している日もある。学校は分散登校で再開したもののそのような状況なのでまだ安心はできない。教育のオンライン授業が私立学校や一部の自治体で行われている。塾などは当たり前のようにやっているが、公立の小中学校では厳しい状況だ。あきる野市では、「まず学校での無線LAN環境を整備することが大事」「先生側がオンライン環境に対応できていない」「ICT教育はオンライン環境の整備とは異なる」という考えのもと、仮に第2波がきて休校になった場合でも同じような状況になる。財政が厳しいとかあるのは分るし、家庭でのインターネット環境が乏しい割合が多いので、効果的ではないということだろうが、どうしたら学力を向上させていくかという積極的な姿勢があまり見られない。これからのの議会で質問するが、教育へのリーダーシップが問われることになるだろう。はっきりいって、教育のICT化への取組が遅かった。このような状況になってからでは、備品の整備だって間に合わない。残念だ。

さて、休業要請してその効果は一般的に2週間ぐらいからその効果は表れるという。約2か月の自粛実施で間違いなくその効果はあったと思う。だから、学校も再開できるようになった。個人的には、子どもたちと多く時間を過ごすことが出きたのは、良かった。ただ、中小事業者の多くの方々は仕事がなくて大変だったことは胸が痛い。gyプ世としても様々な支援を行ったが、スピードなどの点で満足なものではなかったようだ。これは、日本の法律、社会の仕組みなどの限界点が見えてきたことになるだろう。皆で大いに反省して行かないといけない。あきる野市でも苦しんだが、市長のリーダーシップはあまり感じられなかった。市長にとってはチャンスだったのにそれをいかせなかったようだ。オリジナルの市民支援をやろうと思えばできたはずだ。6月議会はコロナの事だけ、時間も短縮などすることになり、議会で市長の施策への厳しい追及がなくなったことは市長にとってよかっただろうが、市長は自分のイメージをプラスに転じるチャンスを逃したと思う。こんなチャンスはもうないだろう。やはり、機を見て一気呵成に動くことが政治では大事だということを感じた。