12月15日 晴
昨日は世、雪が降った。少しだけど、今年の冬は大雪になりそうな気がしてきた。やたら寒い。さて、時間があいたけど12月議会のおさらいをしたいと思う。先日、「いじめ、道路の整備」に触れたので、今回は、遊歩道の管理について。

取り上げたのは、圏央道あきる野IC南側にある遊歩道のこと。ここは、川側が市の管理、IC側が都の管理となっている。遊歩道が2本平行に並んで存在している。私はこの場所の草刈りについて、PTA時代から関わってきた。ここは、南秋留小学校の通学路になっているのだけど、市が管理する川側は子どもたちや散歩する人がよく通る。市もきっちり草刈りを行う。しかし、都が管理する方は、都が歩道の脇1Mずつしか草刈りをやらないため、草が繁茂し、鬱蒼とした場所になっている。気持ち悪いし草もボーボーで怖いので普通はそちらは歩かない。そのため、PTAのときから、ここを草刈りしていただけるようお願いをしてきた。市議になってからも、都議まで動員したが、東京都は頑としてやらなかった。防犯上も問題だし、草刈りも市がやり、都がやっている。一括してやれればよいのに、と言ってきた。

ところが、今年度草刈りが行われた。しかし、やったのは「市」。実は市の管理する部分をボランティアの方が綺麗に草刈りをしてくださるので、市がやる必要がなくなった。また、昨年度、それ幸いに市は草刈りをやらなかった。ということは、2年分予算が浮くことになる。そこで、都の許可を得て、市が草刈りを行うよう働きかけた。市は了解してくれて、鬱蒼とした箇所を全部草刈りした。夏場、これを実施してくれたのだが、見ていて気持ちよかった。

草刈りの後の景色は壮観だった。約3000㎡の広いスペースが生まれたのだ。これはこのままではもったいない。施設や設備を作れとは言わないが、弾力的な運用で、この場所を住民の意見を反映した形で管理できないか、提案した。市はやりたくないようだったが、「研究する」という答弁から「検討する」に変更してもらった。

いわゆる、都の管理から市の管理に移ることによって市が一体的に管理する。そして、壮観な桜並木を大事にして、そこで、お花見やイベントの実施をできるように弾力的な運用をする。例えば、綱引き大会を町内会対抗で行うとかおもしろい。草刈りによって生まれたスペースを活用してそこには、キッチンカーがならび、食事もできる。フリーマーケットをやらせてもおもしろい。そういったことを、地元住民などと一緒に検討してほしいという質問をした。これは、市の職員は消極的だから、こちらからけしかけないといけない。管理課長、嫌がるだろうなあ。とりあえず、意見交換の場をつくるべく、根回しの会議だな。