11月26日晴れ

今朝は、早朝から東秋留駅で朝の挨拶活動。寒いが風がないのできつくはない。5時15分から立ち続けるが、暗い景色から徐々に明るくなっていく様は、自分の気持ちが徐々に晴れていくような気がして面白いです。

挨拶をしていると、決まって声をかけていただける方々がいるが、某市の元部長級職員である方に「ホームページ(ブログ)よく更新してるね。」と声をかけていただいた。この方は、市政への提言などをしていただき、私も本当に勉強させていただいている方です。正直、ブログを最近頑張って更新している。でも、誰も見ていない気がして、少々滅入っていた。フェイスブックもやっているのだが、FBは、「複数の事を詰め込まない方がいい」「明確に問題点と解決策を」というご意見をいただき、少しプレッシャーを感じながらやっている。そして、ある方にブログをこまめにやった方が良い、というアドバイスを受け、それはそうだな、と思い、こちらは市議会議員の日記という形で日々の起きたことなどをずらずらと書くという気楽な感じでやっている。でも反応がないので誰もみていないのではないかという心配があった。だから、声をかけていただき、救いだった。一人でも見てくれているという実感で、これからもブログをやろうと思った。ありがとうございます。

そして、朝7時になりマイクを持った。昨日の議会初日で、議員報酬削減をしたこと(期末手当0.1か月分+10%)や補正予算の目玉阿伎留医療センターへの支援(約3.7億円)の事を中心に話そうと思った。しかし、始めて5分ほどしてマイクがぷっつり切れた。電池切れか?替えの電池を持参しておくべきだった。街頭演説を中止して、挨拶活動に切り替えた。東秋留駅は北側から来る方々と南側から来る方々がいる。その合流点で挨拶活動をしているのだが、演説は北側のロータリーでホームの電車待ちの人に向かってやっている。誰がしゃべっているのか分からない方もいるだろう。特に北側で話していれば、南側から来る方々は、誰が話しているか分からないかもしれない。なので、今週は挨拶でもいいかなと思って切り替えた次第です。

さて、村木市長がどうしても市内に特養を増設したいらしい。これについては、市内の特養や介護事業所の団体が「今、市内に特養は十分ある。3か月待てば調整を経て誰でも入所できる。今増設すると、介護人材不足に拍車がかかる。なぜそのような状況に増設するのか納得できない。反対だ。」として陳情を出した。それには、市議会で賛成多数で可決した。反対は、立憲などの市長が所属していた会派くらい。左翼系の会派も陳情に賛成をした。なぜなら、彼らの主張に説得力があり、賛同できたからだ。私も議会で取り上げ、特に秋川高校跡地への特養誘致に強硬に反対した。市長は「誘致すれば東京都からお金が来る。それを福祉の財源にまわす」ということだった。引田の区画整理で財源をあまり生み出せなかったため、こちらでうみだし、トータルでこんなにお金を稼ぎました。と言ってまた市民を惑わすつもりだろうか。結局、高校跡地には紆余曲折があり、市長は特養誘致を断念し、こんどは御堂中学校横の市の土地に場所を移してきた。私どもとしても、場所もそうだが、介護人材不足を助長してしまい、既存事業所の運営に支障をきたす可能性が十分あること、待機者解消と言ってもその内訳を市へ十分に把握していないのに、待機者解消のため、というのはおかしいから、反対している。その理由はまだ解消されていない。それに、市は「介護保険計画策定委員会」という市民を入れた委員会での検討内容を踏まえ、特養の整備についても動いてきた。この策定委員会では、これまで「施設整備は不要」と結論付けてきており、現在の同委員会も同様の方向だ。いわゆる、市長の「つくりたい」という気持ちと委員会の「要らない」という考えには乖離がある状態だ。これまで私は「仮に委員会で特養はつくらない」となった場合、市はどうするか?と質問したところ、「委員会の意見を尊重する、整備はしない」と答弁してきた。そういうこともかなぐりすてて市長は自分の意向と違う方向で委員会が検討を進めていることを知り、突然特養関係団体の会議に来て「特養を整備したい。委員会とは市の考えは異なる」と発言した。もう無茶苦茶。私は、もし委員会で「特養を整備すべし。」となればそれは尊重すべきだと思っている。その委員会には、介護などの団体の方も入っているし、陳情を出した方々の思いはそこでもきちんと反映されての議論の末に出る結論だからだ。当然、特養団体にも話を聞くだろう。彼らが納得するためには、様々な条件等もあるかもしれない。でも、そういった審議のうえでの出した結論で特養をつくるということであれば、私も反対しない。

さて、先日、特養の団体は改めて市長へ質問書を出したらしいが、その回答は、明確な内容ではなかった模様。私たち市議会で出した陳情を採択したことも「遺憾だ」と言い放つ市長。12月議会では私たちも捨てておけない。私は既に通告しているのでこの問題はとりあげないが、仲間にとりあげていただくつもりだ。そのための材料をそろえることは、自分の質問には関係ないが、頑張ろうと思う。