今日は20日に行うどんど焼きに向けて、歳の神歳の神をつくりました。南秋留小学校PTA主催で行います。他の地域のどんど焼きはほとんどが町内会自治会主催だと思います。南秋留小学校だけは、伝統としてPTA行事になっています。PTA役員はほとんどが役割があり、実行委員会形式で行います。私は今回、実行委員長となりまして、何とか形をつくるため、えっせえっせとやっております。

毎年まゆだまを刺す梅の枝を約2000本用意して配るのですが、皆、なくなります。だから、2000人くらい参加していると思います。親子で、友人と一緒に、近所の方と一緒に、雨間地区の方々が集い、無病息災と1年の幸福を祈ります。正直、年々実行委員が減少し、危機感をもっています。毎年、だいたい同じ方々が関わり、実施しているのイですが、だから皆慣れているので歳の神をつくるのも早い。私は「いつものようにお願いします」とだけ挨拶。すると、皆、自然と竹やぶへ行き、支柱となる竹を切り出し、田んぼへ持っていく。歳の神をつくる場所も、予め主要メンバーが決めておいて目印がある。私は、スギやヒノキを運んだり、午前中にやり残した釜を借りに行ったりするぐらい。

そこで、面倒くさいことが発生。というのも、終わりに近づいたころ、何やら田んぼの片隅に小さな山が。枯れ草や枯れ枝があったので「これも運びましょう」と皆に御願いし、片づけていると、そこには大量の種イモが混ざった土が。私たちが檜原村からスギやヒノキを運んでこの田んぼに置いた時にはなかったものだ。どう処理しようかと思い、とりあえずその写真を撮って、土地所有者の方の家へ行くことにした。ちょうどいらっしゃったので、写真を見せたところ、「知らない」とのこと。田んぼをどんど焼きのために借りている私たちにとっては、田んぼをきれいにしてお返ししなくてはいけない。たとえ、私たちが置いたものでなくても。では、これを処理してよいでしょうか?と聞くと「俺のじゃないからね」との返事。すぐに帰ってその土や枯草などを処理した。

例年、スギやヒノキを11月末に取ってきて田んぼに置く。1か月以上置くのだ。その間に様々な物を持ち込み置いていく人がいる。まあ、燃える木はよいのだが、以前は粗大ごみを置く人もいたそうだ。今回は芋が混ざった大量の土だ。とても簡単に持ってこれる量ではない。トラックで運んできたのだろう。処理する子どもたちもあきれていた。
大人が手本のあきる野市、がんばりましょう。