日本医師会の会長によると、今コロナ対策の自粛などの要請をしたとしても、その効果が出るのは2週間後だそうだ。体内に潜伏して発症し、検査するなどの流れから言うと、そうなるのだろう。

今日は4月11日、小池都知事が休業要請を始めた。この結果が出るのは2週間後の4月25日頃ということになる。その頃に劇的に感染者数が減少していることを祈っているし、そうでなければ、大変なことになる。

4月10日時点で、感染者数は189人と最高値を更新した。この2週間前と言うと、3月27日金曜になる。小池知事がその2日前に自粛を呼びかけたのだが、「週末は外出を自粛」「平日はなるべく在宅勤務」「(平日も)夜間外出の自粛」ということだった。ここで、「週末から自粛だ」と考える人が結構いたと思う。新聞でも朝日新聞以外はそんな感じの表現だった。知事の言葉を厳格に受けとめれば、翌日の3月26日からは、「平日は在宅勤務」「平日や夜間は外出自粛」「週末は感染可能性が高いので特に外出を自粛」という認識だと思っていた。

結果、3月25日水曜夜の自粛呼びかけ記者会見の翌日、3月26日木曜の効果は4月9日で181人とその時点の最高値となってしまった。翌々日3月27日金曜の効果は上記の通り。そして、週末と認識されているであろう3月28日土曜の効果が今日出ることだろう。まあ、そんなにぴったりな感じで行くことはないし、この感染拡大状況から言えば、189人を上回ることもありうる。ただ、まじめな日本人だ。150人台になることを期待している。

とにもかくにも、学校は5月7日から再開予定。5月6日で「収束した」と言えるようになるのには、4月25日に二けた前半になってほしい。とするならば、今日から減少曲線を描きたいものだ。個人的には、今日の数字がとても気になる。

さて、様々な形で要望・依頼を受け、調査し、行政と調整して市民の願いを実現していくことが市議会議員の役目だと思っている。あきる野市が財政的に余裕があればよいのだが、そうはいかない中で、役所には頭を下げてお願いをしている。ただ、議員皆の共通認識として「あまりお金がかかることは無理強いしない」というのがあるようだ。ですが、災害とか状況によっては、そうも言ってられない場合もある。名やmしいけど、ある意味健全かもしれない。

写真は、あきる野市の温泉「瀬音の湯」のすぐそばの遊歩道の階段。ここが台風等で崩落し通行不能になったのだが、都の補助金を活用して修復した。(産業労働局観光部ありがとうございます。)しかし、その後、「階段の段差が高すぎて上りにくい。特に高齢者は難しいようで結局階段を使わずに遠回りして温泉へ行っている。」という声があった。現地を見るとなるほど、その通りだと思った。階段の完成後に確認に言った際には、感じなかった。これは、私の目線が足りないことを意味する。反省しています。そこで、市の担当者に御願いをしたところ、すぐに動いてくれた。お金を多くかけることは本意でないが、「結局使えないよ」ということになってしまっては、元も子もないので、「経費を抑えつつ努力してほしい」と伝えた。その後、完成したので確認に行った。しっかり段差を低くしてくれた。これで長岳橋から瀬音の湯に行く際に遠回りをしなくて済む。市には感謝です。