2月6日(水)
今日は朝の挨拶活動のため早起きした。しかし、出かけるのにまごつき、秋川駅に着いたのが5時28分。だめだ。始発の方数人しか挨拶できなかった。ダメ男。それから、8時まで秋川駅改札前で立ち続けた。今日はいつもより寒かった。風がとても冷たく正直、一番しんどかった。途中で森田さんが写真を撮りに来てくれた。その間だけほっこりしたが、つらかった。

自宅で朝食をとり、9時前に自転車で東秋留駅へ。今日は都庁へ情報収集に行く。午後から区政会館で用があるのでちょうどいいのです。ただ、拝島どまりだと勘違いして立川行きなのに拝島で下車するアウトをしでかす。そして、ようやく新宿駅に到着。すごい。見事に混んでる。おそるべし、新宿駅。都庁へ向かい、都庁広場に着くとそこには、防災訓練中の多くの都職員の姿があった。その後ろを歩いていくと、建設事務所時代の部下がいた。少し年取った様だ。当たり前か。都庁舎で用を済ませ、観光案内コーナーへ立ち寄る。都内区市町村の観光パンフレットが置いてある。23区のスペースと多摩では2倍の差がある。多摩のコーナーの中であきる野市のパンフレットを探すが見当たらない。見つけた。あきる野市のパンフレットは季節ごとに4種類あるのだが、春夏が左端、秋冬が右端にあった。それも頭が顔を出すのみ。他の自治体のものと重ねられているためだ。切なくなる。しかし、私がガンガンやるのも躊躇する。そこに、見知らぬ人が多摩地域のパンフレットを熱心に探していた。チャンスと思い、話しかけ、やりとりするうちになぜか、あきる野市のパンフレットが4種類かたまってベストポジションに設置された。まあいいじゃないか。また、北方領土の展示も都庁舎1階中央で展示されていた。日本とロシアの認識の差。ロシアの認識のお勉強。

さて、最後に議会局広報課へ。正直、部外者でもあるので少しドキドキするが、温かく迎えてくれる。嬉しい限りだ。安定のK係長に檜原のマイタケを差し入れ。早く食べてね。他の人たちには、中島屋のお菓子だ。後任のエリートD課長はにこやかだった。いいことあったのかな?チャーミーMさんは、変わらぬマシンガントークだ。対照的なN主任といいコンビ。そして、ドンYさんにいろいろ教えていただいた。温かい気持ちになって都議会を後にする。

その後、飯田橋へ。区政会館に到着する。

<続き>
区政会館、懐かしいというかなんて言うか。知事本部の報道課主任から特別区長会事務局調査第1課主査として区政会館へ異動した。そのtきは、場所は九段下だった。まわりは特別区からの派遣職員、プロパーの職員が多かった。私は主に特別区の企画財政担当部長会、特別区長会からの国や都への要望活動などの担当をした。とりわけ、思い出に残っているのは、仕事では「都と23区で初めて共同で計画をつくった、都市計画道路の整備方針」だ。最初は都と特別区でぎくしゃくしていたが、都(都市整備局)と酒を酌み交わし、心を近づけてうまくいった。その際の都側の現場責任者はのちに局長となる村尾さん(現東京メトロ取締役)だったし、その部下たちは現在課長級として活躍している。私が退職する際には温かい言葉をかけてもらったし、「困ったら何でも言ってね」と言ってくれるナイスガイたちだ。そして、もう一つ思い出に残っているのは、昼ご飯の美味しい場所がたくさんあったこと。目黒区や台東区の先輩方が連れて行ってくれた。代表的なものが神保町のキッチン南海。ここのカレーは秀逸。私はヒラメフライも好きだった。そのはかにも、いろいろなお店委に連れて行ってくれた。楽しかった。やはり、東京都は巨大すぎて、また、忙しすぎて、人間関係がのめっこくいくのが難しい部分もある。特別区の方々と接した3年間、仕事もオフものめっこくという感じだった。自分はもともと市町村の仕事がしたかったし、23区の方々と知り合えたのは財産だった。自分には基礎自治体の仕事の方が合っているのかな、と感じていた。

さて、今やその区政会館は飯田橋駅前にデンと君臨している。さすがの金持ち自治体連合だ。うらやましい。13時半からの国民健康保険の講演会の会場へ。時間があったので、志賀区長会事務局長に挨拶に行く。アポなしだ。残念ながら出張で不在。私の結婚式にも来ていただいた志賀さん。その父親は都の副知事だった。志賀さんは苦労人であり、とてつもなく優秀で、人間味がある。特別区の事情を熟知しており、特別区にとって志賀さんを失ったら大変なことになる。今でもそう思っている。そして、井上課長のところへ。先に別件でお世話になった。私が以前この職場にいたことを知っている方から、特別区長会がらみで依頼を受けることもある。そのときに助けていただいた。その後に岡崎課長のところへ。優しくも厳しい方。あまり以前と変わらない。今は志賀さんの片腕だ。講演開始5分前になり会場へ戻る。

会場では私はあきる野市国民健康保険運営協議会の会長として席が前の方に決められていた。各市の会長さんたちが前の方で担当課長さんたちが後ろの席だった。内容は厚生労働省の課長さんによる国民健康保険の制度改正の内容等でした。既に周知のことではあったが、国も「おそらくあまりよくわかったないから勉強してね」という趣旨かもしれない。あきる野市では課長さんが一生懸命教えてくれていたので助かっているが、えてして役人以外は協議会のメンバーでさえ?ということもありうる。それは邪推かもしれないが、こういう機会はありがたいと思った。ただ、会場が温かく講師の方の声は静かで穏やか。これは危険な状況だと思っていたら、隣の方から「ぐーーー」という声が聞こえ始める。それも起きては寝ての繰り返し。うーーーん、重鎮ぽいし、困った。あっという間に90分が終了。その後、私は挨拶出ていない高山さんのところへ。この方はもう大田区を退職したが、こちらの職場で働いている。まじめで理論家、昔から区よりもこちらの方が合っているとい言っていた気がする。

帰りはJRでまじめにまっすぐ帰る。少し疲れた。