1月14日 晴

昨日のお話をします。市議会の開会会議がありました。会期を決めるなどの案件だけで終わるはずでしたが、昨日は長引きました。それは、「介護保険計画等の策定に関して、市長に策定委員会と再協議をすることを求める決議」が議論されたからです。

これは、策定委員会が決めたことに対して市長が書き換えたので、それをしっかり策定委員会へ説明し再協議をすることが必要ではないかと考えたからです。ある委員は、説明が尽くされていない。なぜ修正したのか、市長にしっかり説明してほしい、と言っていました。自民党と公明党の賛成多数で可決されましたが、共産党などは必死に言い訳をして反対しました。結局は、市長の与党の、共産党、くさしぎ、立憲は市長を守るという基軸で投票行動を行うようです。

この決議については、自民党が動議を出しました。村野市議が提案者として説明し、質疑を受けました。そして、討論になり、私が会派を代表して賛成討論をしました。介護保険法117条6項で「「被保険者の意見を聴いて必要な措置を取る」ということに現状ではそれにそぐわないことが起きていると思われます。また、117条7項では、東京都の意見を聴かなければならないとあります。策定委員会の結論を尊重しない、全く聞かない、委員長などが辞職願を出す、このような状況を都がどのように受けとめるでしょうか?必ずしも望ましい状況ではないでしょう。

そして、今日の福祉文教委員会。市長の認識は、待機者が77人いる、東京都のためにやるなどと言っています。しかし、待機者数は15人と調査結果が出ています。今作らなくても十分吸収できます。市長はおまけに進出予定の事業者がいるような口ぶりでした。きな臭い。