令和4年6月16日木曜仏滅

今日は歴史的な、刺激的な日だった。村木英幸あきる野市長の不信任が可決されたのだ。市長の不信任が可決とは、市長は信任できない、やめてほしい、ということを議会として法的に求めたものだともいえる。実際には、市長は、自分で辞めるか、市議会を解散するかの2択を迫られる。選挙で選ばれた身分を覆すと言うことは非常に重いことだ。だから、市長として、市議会の解散という対抗手段を法が用意している。この後、どうなるか、間違いなく村木市長は市議会を解散するだろう。そうなると、また選挙を戦わなくてはならない。非常に気が重い。自分に対しても家族に対しても講演会の方がたに対しても、などなど。また、市民にとっても、選挙というのはお金がかかる。政争に税金を使われるなんてふざけるなという方も居るだろう。気持ちは分かる。私もつらい。

さて、今日の一日を振り返ってみる。朝起きて、身支度。日々のルーティーンである朝の挨拶活動は、参議院選挙が控えていることもあり、自重している。したがって、朝はゆっくり。午前中は、調整ごとで電話などをしていた。また、広報広聴委員回の仕事を少しやっていた。14:00からの臨時議会にはまだ時間がある。でも、早めに市役所へ。10時半頃、会派室へ入ると、福祉文教委員会の質疑の音声が聞こえた。付託案件は陳情のみだったが、意見が対立していた。これには、我々も思うことがある。というのは、会派内の調整について。詳しくはいえないがいずれしっかりやらないといけないと思う。
お昼ご飯は皆で夢庵へ。天ぷらつき盛りそばを食べた。

そしていよいよ午後2時。臨時議会が始まった。マスコミのなんと多いことか、あきる野市議会史上最多ではないだろうか。傍聴者も多く、せわしない空気だ。案件は市長の不信任決議のみ。提案者として、堀江、辻、増崎、田端が登壇する。ほかに賛成者は16人だ。21人の議員の内、計20人が賛成している。堀江議員は決議文を読み上げた。その後、辻議員が補足を行った。

その後、清水議員の反対討論があり、賛成討論は、村野、原田、松本、中村のりが行った。清水議員の討論内容は、以前どこかで聞いたようなフレーズが多くちりばめられていた。OBの方の意向が強く反映されているようでもあった。その後、起立による採決で、20対1というコールドゲームのようなスコアになった。これには、村木市長も落胆しただろう。いくらがんばっても、市議選後の議会で間違いなく失職に追い込まれる数字だ。それならば、自ら身をひき、市議選を行わず、市長選のみにすればよいのに。

次は、議会最終日。23日だ。この日、市議会の解散が宣言されるのだろうか、市長が辞職するのだろうか。どっちだろう。