9月24日、25日とあきる野市議会決算特別委員会が開催された。全議員が一堂に会して次々と挙手して質問をする。答弁するのは、担当の課長さん。9月19日~22日まで4連休があったが、課長さんたちは気が休まらなかっただろう。我々としては、不意打ち質問を避けるべく、なるべく「こんな質問をする」と通告して準備をしてもらう。もちろん答弁案ももらう。はたから見れば出来レースじゃないか。と思われるかもしれないが、不意打ち質問でよい答弁を引き出すのは難しい。丹念に調整をして、私たちの目指す実をとることを目指すことがもっとも市民のためになる。役人をいじめてもどうしようもない。そういうことが好きな方がいるが、これはある意味イジメダ。

私の場合は、「疑義があること」は予め問合せ、回答を得て、調整をして行く。そのうえで、議場で皆の前で質問をするものは少数に絞る。自分のアピールの場ではない。質問攻めの議員もいるが、私の場合は事前にやりとりをしてその数をぐぐぐと絞りに絞り、2点を質問しました。

1点目は、オープンデータについて。なぜこれを質問したかと言うと、取組のペースが鈍化してきたからです。そしてこれは、ある部署ががんばってもなかなか難しい。庁内が進めようという意識にならないと難しいのです。ですので、あえてここで質問をすることによって、推進する流れをつくっていきたいと思いました。最後に「オープンデータはつまるところ、行政の効率化にもつながるものです。オープンデータというと誤解が多い。情報公開と同じじゃないか、とか、ホームページに出してるんだから十分だ、という声が良く聞かれる。違うんです。オープンデータは、許諾なく、誰でもいつでも自由にそのデータを使うことが出来る。加工できる。ホームページに出ているものは著作権がありますから。」と申し上げた。

次に、河川のごみについて。この夏、多くの方々が秋川を訪れバーベキューなどを楽しんだ。それ自体はよいのだが、ものすごい量のごみの量が放置された。令和元年度に比べるとその量はすごい。また違法駐車や騒音などの苦情もあった。また、地元東秋留橋では、市が管理する施設ではないのに、ネット上でバーベキュー場と紹介されているなど、情報が飽和していた。そこで、市が指定管理をして管理をしている河川の施設以外の場所【自由にバーベキューなどを楽しめるエリア)におけるゴミの量、まちがった情報による問合せとその対応、今後の河川敷のごみ対策、管理の在り方などを質問した。市定款を増やすことはなかなか難しいし、それがよいのかは微妙だ。しかし、おびただしい量のごみを市民の税金で収集運搬している様は考え物だ。「市が管理した場所にしてほしい」「有料のごみ箱を設置してほしい」「駐車料金をとってそれをごみ収集費用にあててはどうか?」などの意見があったことも紹介した。市としても様々な観点から検討していくという答弁だった。今後も注視しいくつもりだ。