6月16日火曜仏滅
4月7日に火曜に安倍首相が緊急事態宣言を発した。今日はそこからちょうど10週間目。70日だ。当時と比べれば日常に戻りつつあるし、様相は変わっている。しかし、新規感染者数はまだ多く出ている。これは、自粛緩和により遊び出ていますからね、感染率は高くなりますよね。私は少なくとも今月までは、飲み会は自粛するつもりだ。地元のお祭りも自粛だし今回は楽しみが少なくなってしまっている。こんな時期は二度とないだっろう。今までは「もう●●の季節か」なんていろんなイベントに追われていた気がする。

やはり、25年間都庁に勤めたので、都知事選が気になる。実際、職員の時は、まあそんなこともやってますな、という気持ちのときもあったし、所属部署によっては、ハラハラせざるを得ないときもあった。管理職になってからは、公約については気になってチェックをしていたが、都議が選挙対応になるのでその期間はあれこれ問い合わせなどがなくなるので、気持ち的に楽になったかな、と思い出す。

今回立候補する主な方は、現職の小池都知事、左翼の宇都宮弁護士、そしてもっと左翼の山本太郎、もうこの三人のレースになる。以前、山本氏の出馬が取りざたされたとき、「これはまずい」と思った。山本が野党統一候補で出たら、自民党推薦の候補は間違いなく勝てなくなる。山本と小池の熾烈な戦いになり、自民党候補は埋没するだろうから。そうなることは見えるので、なおさら小池を圧倒する候補者が現れない限り、自民党からの候補者は出にくくなってしまったと思っていた。しかし、山本の名前は聞かれなくなり、宇都宮さんが立憲や共産などが推薦する候補者となった。それでも自民党は候補者を立てられず、小池さんの支援にまわりそうになった。結果は自主投票となったが、自民党候補は難しかった。都知事選挙というネームバリューが必要な戦いには、そのステージに上がれる人は限りなく少ない。しかし、自民党としてはなった後もしっかり都政を進めていける方でないといけないという責任感の強い判断も伴う。そうなると、私は以前から言っていたが、小池さんに勝てる・都政をしっかり進められる候補は、橋下徹さんしかいないと思っていた。ある都議にもそのことを話したが、ダメだった。

私は、都議会自民党をあそこまで追い落とした小池知事にはスッキリ応援できる気持ちになれない。ただ、都議会自民党が小池知事としっかり握手して都政を進めていくという形にもしもなるのであれば、それは応援したいと思う。私の中では、都議会自民党が都政の中でキャッチアップできるようになることが都民のためになると思っているので、今後の行方を見守りたい。来年の都議選、おそらくあきる野市議会議員選挙と同日選挙になる。都議会では都民ファーストと自民党の戦いになるが、普通に考えれば自民党が盛り返すはずだ。しかし、小池さんの影響力は大きい。今回無所属で出馬し、自民党の推薦を受けない小池知事。都議選ではファーストを応援していくだろう。だから、自民党にとっては厳しい戦いになる。あわせて、あきる野市議会でも自民党が今のままの支持率では厳しい。都民ファーストの候補が出るかもしれない。相乗効果も出てくるかもしれない。相当気を引き締めてやらなければ勝てない。肝に銘じよう。