4月26日
私は会派の中で、広報紙の編集担当を行っている。具体には、年4回(1月、5月、8月、11月)定例会議の後に会派の情報を市民にお知らせするため、議会だよりを作成し、発行している。新聞折り込みで、1回に25000部。最近は新聞購読者数の減少により部数が減少している。となると、会派のFBやツイッターも考えないといけないのだろうが、会派の中で役割分担をしないといけない中、現状では厳しいかな。私が担当する前は、現在の議長が担当していたようだ。2期8年間やり続けたのはさすがだ。最後の8年目は発行していない状態だったが、32回の機会の中で、25回発行していた。先輩からは、「内容よりも出し続けることが大事」という言葉があった。これを肝に銘じている。私が担当してから8号目になる議会だよりが、もうすぐ発行で準備中だ。あいにく10連休中は業者がお休みのため、調整がハードハードだ。5月8日の校了に向けてあと2日の勝負だ。
さて、午前中はその編集作業を行った。ただ、1か所はまだ空白状態。なぜなら、今日の午後の視察内容を入れるからだ。といっても時間がないため、予定稿をつくっておく。今日の視察は私がコーディネートしたのだが、確認事項もあったので、少し担当課とやりとりをしていたら、あっという間に視察の時間になってしまった。

午後1時に市役所で待ち合わせ。2台に乗り合わせて、雨間に新設された高齢者包括支援センターを訪問。施設は居宅業務を行わないこともあり、コンパクトだ。事務室、職員のロッカー、相談室、物置、トイレ。施設を見ると言ってもすぐ終わる。職員さんとの意見交換は皆、熱心にやっていた。4月1日にオープンしたばかりだが、連日、相談件数は多く、改めて高齢者ケアの問題は大きいなと感じた。認知症の相談などが多いようだ。これまでは現在の中部センターが所管していた東秋留地区を、この東部センターが所管することになる。より身近な場所にできたことで地域のお年寄りやその家族にとっては、ありがたいことだ。

夜は、消防団第2分団第1部の中帳場へ参加。現在、6月の大会に向けて訓練中なのだが、同部の部長と懇意になったこともあり、招待していただいた。私は同部の所管エリアである高瀬地区から応援をいただいているのだが、高瀬地区での宴席で、消防団の彼らと話した際に、「消火ホースがボロボロで、大会用にとっておいたものを今、使ってしまっている。それも古くなってきた。新しい消火ホースがほしい。」という声だった。消火ホースは消防団の生命線だ。にもかかわらず、そのような状況では申し訳ないと思い、市長にぜひ、2-1に消火ホースを配備してほしい、という話をした。また、今年からできた東京都の総合交付金政策連携枠をしっかり活用して都費で消火ホースをまかなえないか、ということも話をしたところだ。しかし、「新設」は〇、「更新」は×というスタンスに困った。「更新」が×ということは、今まで使っていた消火ホースが老朽化して更新しようとする場合は対象にならないということだ。対象になるのは、初めて消火ホースを買う場合だ。でも、多摩地区の消防団でそんなところはほとんどないはずだ。特別区の装備が基準では多摩地域の消防団の整備に都費が充てられないことになる。これは問題だ。そこで、さしでがましかったが、東京都総務局行政部の市町村課長に直接お会いして現状を話し、ぜひ、都費の対象となるようお願いをした。さすがのエリート課長だ。話を受け止めてくれた。後日、対象にしていただのだが、心から感謝する。
そのようなこともあって、あきる野市消防団の全部に消火ホースを購入できた。あわせて、投光器にや発電機、ゴーグル、ヘッドライトなどなど様々な装備が補充された。
2-1の部長はこのような経緯もあり、「よかったら来てください。」といってくれたので、お邪魔した。初めて2分団の詰所に入った。雨間はテーブル席タイプだが、ここは、座敷だ。卓上には焼き肉の鉄板などが並んでいる。部それぞれの味わいが出る。美味しい焼き肉をごちそうになり、ひとしきり話をして帰宅した。とっても温かい気持ちがした一日だった。私の人生に大きな影響を与えてくれた消防団。彼らのために何ができるのか、どうすればよいのか、いつも悩んでいる。とにかく、できることを精一杯やって、彼らの活動に報いたい。