写真と文章は特に関係ありません。
9月7日、一般質問が終わって、人事案件、補正予算等の審議が行われました。

最初の「人権擁護委員」は、森田康大さんが推薦されました。その際、〇議員から意見が出されました。「反対はしないが、彼は政党の色が強い。市議の看板がずらっとある。今後は留意したほうが良い」とのこと。そこで、◎市議が「あそこは父親の地所だ。ただ、疑問を招かれないよう、看板は外す」とのこと。起立採決の結果、全員が賛成したので、議会の同意がされました。森田さんは地元では知らない人はいない人物です。青年会議所の理事長をつとめ、農業や飲食業にも精を出し、とかく、ボランティア精神に長けており、尊敬する人物です。確かに自民党の活動をしており、田村都議をはじめ、4人の市議の看板が設置されています。(私はその向かいの神田さんのところに立てさせてもらっています)しかし、森田さんには不快な思いでしょう。心配です。
その次の固定資産評価審議会委員は法理さんが、無記名投票の結果、全員が賛成で議会の同意がなされました。
その次の教育委員会委員では、坂谷さんが提案されました。すると、●議員から「市長と教育長が事前に議案説明に来ないのは自分たちの会派を軽視している不真面目だ。」と一喝しました。そして、「なぜ、前任が五日市地区からだったのに、今回そうでないのか、人事に横車をいれるやつがいるので、気を付けてくれ。」との意見も。すかさず、〇議員から「動議だ。不適切だ。推測で言っている。」〇議員も「動議に同意する」とのことで、動議が成立しました。●議員は「言い方に不適切があればお詫びする」とのこと。結局、後日、発言録を確認して訂正等の措置をとるとのことになりました。無記名投票の結果、賛成19名、反対1名で同意されました。●議員は「俺は賛成した」と言っていました。
その他、「あきる野市生物多様性保全条例の新設」については、環境建設委員会に付託されました。私が所属する福祉文教委員会には、「学校給食センターの設置及び管理運営に関する条例等の一部を改正する条例」が付託されました。また、一般会計及び特別会計の決算は決算特別委員会に付託されました。(決算特別委員会は私も入っています)
さらに、補正予算は、一般会計約5.8億円、国民健康保険特別会計約2.8億円、介護保険特別会計約2.3億円などが全員賛成で可決しました。

午前中に終了しました。

人権擁護委員については、政党の活動は関係ないと思います。場をおさえるためにも、看板を外すことも申し出たようですが、どうなるのでしょうか。森田さんは「外す必要ない」という思いかもしれません。
教育委員では、事前説明に市長や教育長が来ない、軽視している、というのはあの場で言わなくてもよいのかなと思います。行政側の回しの問題ですから。また、横車ということも坂谷さんにとっては関係のないことで、彼にとっては気の毒です。