9月8日、久しぶりに都庁、都議会へ行きました。用件は、福祉保健局障碍者施策推進部への相談です。ある案件で、ある方から私に相談がありました。お話を伺ったところ、問題を整理する必要があると思い、まず、市の担当課へ話を伺いました。そこで、伺った話と相談者の話は少しずれていることが分かりました。それぞれが一生懸命真摯にやっていると思います。ただ、微妙なところで思い込みや捉え方のすれ違いが起きることがあります。私としても100%でなくても、相談者がある程度納得できることをリターンしてやりたいと思いました。それには、市の考えを聞き、そして、最終的な権限を持つ東京都のお話を伺うのが最適であるという判断での行動です。

市には事前にお話を聞いたので、それを踏まえて、都へアポを取りました。知っている課長が昔、隣の部署(私は計理第一係長で、彼が人事係だった)だったので、お願いして担当者を紹介していただいた。丁寧に分かりやすく都の立場・意見を説明していただいた。私としては、相談者の意向を無理くり通すということでなく、思い込みやすれ違いを整理して一つのテーブルで向き合えば、相談者も納得できることにつながると思いました。そこで、一度、直接お会いするテーブルに乗せていただくことを御願いし、了解していただいた。ありがたいことです。

自宅へ帰ってから、相談者に連絡をしたところ、喜んでいただいた。市にもお伝えして了解いただいたので、今後は市が調整して都を入れて3者での意見交換・話し合いになります。市にも都にもお手数をかけます。どうぞ、よろしくお願いします。

また、議会局広報課と都議会自民党政調会にも行ってきました。議会局広報課では、情報収集をしました。必要な資料を提供してもらいました。助かります。今、都議会では「公用車」「常任委員会のネット中継」などが改革のテーマになっています。公用車については以前所見を述べましたが、常任委員会のネット中継については、様々な課題があります。そもそも都議会の本会議だってほとんどの都民が見なかったでしょう。それが舛添さんの問題が起きてから、本会議のネット中継もアクセスがすごくなりまして、都議会史上初の「見れない、つながらない」事態が起きました。その後、都議会広報課では、お金をかけまして、多くの方がライブで都議会本会議、予算特別委員会、総務委員会・経済港湾委員会の集中審議を見ることができるようになりました。都議会本会議等のライブ中継はCHTV(庁内放送)とセットとなっております。例えば、予算特別委員会ではCHTVの業者の方が、3台のカメラを使って「質問者」「答弁者」をカットを代えて、視聴者に分かりやすいように放映しています。また、ネット中継を可能にする設備が、限られた場所にのみ設置されています。それがあるのは、本会議場、予算特別委員会室等です。都庁舎では、庁議室(7階)、大会議室(7階)くらいだったと思います。そのようなことにこだわらず、「固定カメラ」で流しっぱなしにするということであれば経費を安く抑えられます。ただ、ずっと質問者が小さめで映る感じになります。答弁者は後頭部くらいでしょうか。なので、視聴に飽きるのが早くなるかもしれません。いずれにしろ、やり方を工夫すれば、様々なことができるかもしれません。都議会では、常任委員会のネット中継をやることは前提として、「固定カメラにするのか」ということを議論にするようです。CHTVのように、3カメラでは経費がかりますし、市議会と違って都議会は常任委員会の数が9つと3倍あります。(決算特別委員会、オリパラ委員会などもあります)9つの部屋にネット中継の設備工事をそれぞれやると経費は、かなりかかりますよね。おそらくほとんどの人が見ないものにどれだけお金をかけるの?ということも議論になるでしょう。でも、議会改革の一つとしてやるならば、固定カメラで流しっぱなしにするしかないでしょうね。実はこのCHTVにも細かい規定があって、アングルだとか決まってるのです。規定の整備やら色々とやることがあるのです。悩ましいことを一つ一つ整理するので、温かい目で見守ってほしいと思います。

自民党政調会では、職員の方々にあいさつできました。これから、各種団体のヒアリングということで忙しそうでした。拉致問題の解決を祈るブルーリボンバッジを購入し、おいとましました。