おはようございます。あきる野市議会議員の臼井建です。
昨日(7月26日)は、立川市内のホテルで開催された自民党の多摩地域の議員対象の研修会がありました。初めて参加してまいりました。秋川駅を15:15発の電車に乗り、中村一議員と一緒に出発。途中で窪島議員、日原議員と合流し、会場へ。会場で堀江議員、天野議員、村野議員、こごもり議員と一緒になり、あきる野市議団8名参加となりました。
会場には各自治体の議員、都議会議員、国会議員の方がたもいらっしゃっていました。そこに、一人の大物が現れました。高島直樹先生です。都連幹事長としてのご出席とのことです。すぐに高島先生のところへ挨拶に向かいました。「FB見てるぞ」とのことでした。恐縮しました。そして、吉原修先生にもご挨拶したところで、研修が始まりました。

冒頭、高島都連幹事長からは、都議選の結果を踏まえ、落選した方など多くの方がたの意見を聞くとのお話がございました。都連も着実に改革を進めていくように思えました。今次の都議選は印象操作が否めませんが、都議会自民党のイメージを変えていく努力も必要だろうと思います。「明るく、親しみやすく、オープン」な方向性がよいと思いますが、どうでしょうか。とするならば、我々市町村単位でも「明るく、親しみやすく、オープン」な活動を心掛けるべきだと思いますし、努力してまいりたいです。

そして、ジャーナリストの有本香氏の講演がありました。タイトルは、「小池劇場が日本を滅ぼす」です。前都議会自民党幹事長の高木けい先生のご紹介とのことでした。さすが、高木先生の紹介の方です。話は巧妙だし、おもしろかった。仲間も「よかった。」と異口同音でした。要は、小池知事の都民国民への印象付けが、マスコミと知事本人の巧みなやり方でうまくやられた結果、都議会自民党=悪という空気をつくりあげられてしまった。挽回することも難しく、今次の結果になってしまった、ということでした。小池知事に中身はなく、築地の問題しかり、都にとってマイナスな結果になっていくことが危惧される。都議会自民党がこれからやることは、情報発信を強化し、印象をよくすること。フレンドリーに、頻繁に情報を出していこうということもおっしゃっていました。例えば、毎週1回知事会見の後に、自民党として記者を集めて話をするのはいかがかと提言していました。

私が都議会広報課長だった時に感じたことは、都議会自民党もそのような必要性は感じていて、高木幹事長は記者へのぶら下がりを御願いすると、嫌な顔一つせずに応じていましたし、親しみ感のある自民党に近づけようとしていらっしゃいました。高木先生の説得力ある理論的な話を聞いたマスコミも、自民党の考え、スタンスは理解していたように思います。ただ、あの頃の全体的な空気感は、都議会自民党=悪ということでないと間違いになる?合格しない?的なことでしたから、頭と筆は別だったかもしれません。
また、自民党組織としてはマスコミを遠ざけるように、マスコミから見えていたことも事実だろうと思います。何回も言いますが、あの異様な空気感・世間からの攻撃からすると、完全フルオープンに自民党室を開放するなんてことはやりたくてもできない状況だったと思います。そのような中で高木先生はできる限りのことをやってらっしゃたと思います。とにもかくにも、「昭和16年の敗戦(猪瀬)」と同じような「なんとなくの空気」で自民党は追い詰められたと思います。

さて、研修後に懇親会がありました。国会議員(萩生田、土屋、朝日、武見ほか)、都議会議員(野島、吉原、吉野、山田ほか新旧)、首長(並木、澤井ほか)のごあいさつの後、我々、あきる野市議新人4人も挨拶をさせていただきました。私からは、「都議選の結果は本当に悔しいが、これをバネにして、自民党の復活を果たすべくあきる野の地でがんばっていきたい」と申し上げました。

懇親会では、多くの方にご挨拶できました。とりわけ、土屋代議士(東京18区)は父との友人であり、自宅に来ていただいたこともあります。「君が子どもの頃に会ったんだよ」とおっしゃってましたが、かなり老けてしまいました。

また、稲城市の渡辺力市議にもご挨拶できました。都庁時代の友人、ゴルゴ髙田という優秀な男がいるのですが、高田さんと一緒に少年野球をやっている方で、高田さんから、半紙を聞いていたので、すぐに分かりました。こういう出会いも嬉しいものです。

さて、終了後、あきる野市議団のメンバー5人で立川市内のお店で反省会。「講演はとてもためになった」と皆、言っていました。
その後、電車であきる野へ戻ります。引き続き堀江、中村一と3人で続反省会。久しぶりの「くーくー」へ。レモンスパを食べたくなりました。途中で隣組のダブル臼井さん、伊藤さんが登場。雑学王堀江のトークで盛り上がりました。

自転車のカギが見つからず徒歩で帰宅。翌朝冷静にカバンの中を探すとカギがありました。またまたの反省です。